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商品先物取引取引事例「売りから入る」

5月20日現在、11月付け(11月限月)の灯油(1kl=55,000円)をAくんは500kl売りました。
Aくんは灯油を持ってはいないのですが、商品先物取引ではある商品を持っていない状態から「売る」という投資を行うことができます。
この場合、売った灯油の価格が下落すれば勝利、上昇すれば敗北となります(「買う」場合とは反対)。
灯油の場合、100kl当たりの取引証拠金は15万円ですので、今回の取引証拠金は15万円×5=75万円です。

この灯油の1kl当たりの価格が1週間後(5月27日)に56,000円になりました。
この時点で買い戻すと、売っていた灯油1klの価格が1,000円上がったわけですから、損失が発生します。
「売り」から入った場合の利益(損失)は、以下のとおり計算します。

先物取引の損得 = (始めに売った時の価格 − 買い戻した時の価格) × 取引量

それでは、今回の結果を見てみましょう。



Aくんは金では勝ちましたが、灯油では、投資した75万円がたったの1週間で25万円になってしまいました。
50万円という大きな損失です。

では、一方のBくんを見てみましょう。



Bくんも同じく灯油の売りで勝負したようです。
今度は見事に勝利したようですね。
ほんの1週間で75万円もの利益を上げることができました。投資金は2倍にも膨らみました。

勝負もさることながら、商品先物取引では、ある商品の価格が下がると思ったら、その商品を持っていなくても「売り」から取引ができるということを覚えておいてください。
これは、価格が上がると思ったら「買い」、下がると思ったら「売り」と相場がどちらに動いても収益チャンスがあることを意味しています。

商品は今回紹介した「金」「灯油」の他に貴金属(銀、プラチナなど)や、生活に密着した石油商品(原油、ガソリン、軽油)、穀物(とうもろこし、大豆、コーヒー)などがあります。

以下、商品先物取引を取り扱っている証券会社や商品先物取引専門会社の一覧です。まずは各社の資料を取り寄せ、じっくり検討してみましょう。


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