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株の信用取引「売りから入る(空売り)」

今度は売りから始めるケースを見てみましょう。
信用取引では「自分自身が持っていない株を売る」ということができます。これを『空売り(からうり)』と言います。
信用取引の最初のページでも触れましたが、難しく考えず、買った場合の反対だと思ってください。
「売った株が下がれば勝ち、上がれば負け」です。

ですから、ある株が下がると思ったら「売る」という取引をすれば良いのです。

では具体的に見てみましょう。

4月1日、Aくんは1株500円のB社株を3,000株『信用』で売りました。
「買い」の時と同様に取引証拠金で投資金額以上の取引が可能となります。
今回の取引証拠金は50万円(500円×3000株×33.3%)となります。

利益(損失)は、以下のとおり計算します。

信用取引(売り)の損得 = (買い戻した時の株価 − 売り始めた時の株価) × 株数

それでは、今回の結果を見てみましょう。




今度はAくん、痛い目にあってしまったようです。
下がると思っていた株価が上がってしまい、4月20日に売り始めの金額より50円も高いところで買い戻してしまいました。
結局15万円のマイナスです。

一方、Bくんはどうでしょうか。




Bくんは見事に勝利したようです。
株価が上がったのにAくんは負け、株価が下がったのにBくんは勝ち、となりました。おもしろいですね。
現物取引と違って、株が下がる時にもチャンスがあるっていうのは大きな魅力ですね。

ご覧いただいたように、信用取引は勝つ時が3倍なら、負ける時も3倍です。思惑がはずれ株価が逆へいってしまった場合、多くの損失がでます。ハイリターン(多くの利益)を求めるわけですから、このリスクは充分に認識した上で挑戦してください。

その他、現物取引とは費用面が若干違います。信用取引で「買い」から入る場合には、購入資金を証券会社から借りるため金利がかかり、「売り」から入る場合には株式を借りるため、貸株料という費用がかかります。

それでも信用取引の人気は年々非常に高くなっています。
金利や貸株料を支払っても、信用取引をする理由はレバレッジ効果が効いた時の利益が大きいからに他なりません。
信用取引は、この魅力とリスクをよく理解した上で挑戦しましょう。

以下、信用取引を取り扱っている証券会社の一覧です。
まずは各社の資料を取り寄せ、じっくり比較・検討してみましょう。


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